No. 100 稲刈りとお米

2018/10/03 更新   環境通信のトピックス

ようやく秋めいて参りましたがいかがお過ごしでしょうか。秋と言ったらやっぱり食欲の秋、アーバンシステムでは青森の契約農家で実った稲の収穫を行いました。

津軽の豊かな自然と岩木山から湧き出た美味しいお水で育てられたお米は、あきたこまちとコシヒカリの交配種で「つがるロマン」という風味が良くとても美味しいお米です。

今年の稲の生育状況はと言うと、夏前まで天候も良く順調に育っていたのですが、都心部の記録的猛暑と相反し、農地では涼しい日が多く、育ちきらないまま収穫時期を迎えてしまいました。幸い9月に多く発生した台風の影響は、多少稲が傾く程度で何とか持ちこたえるが出来ましたが、育ちきらないくず米が目立ち、それを省くと出荷量は減少することとなってしまいました。農業は天候に大きく左右されるので、本当に大変だと実感しますね。

ところで、お米と言えば、近年生活スタイルと共にパンや麺類へと嗜好が変わり、いわゆる「米離れ」が起こっています。それを後押しするかのようにダイエットブームで炭水化物抜きダイエットが話題となりお米を食べない方が多くいますが、それは実は間違いです。パンや麺類と比較すると脂質は少なく、インシュリンの分泌を抑えて脂肪の蓄えを防ぐので、ダイエットにも向いています。また、お米には炭水化物を始め、たんぱく質、食物繊維、脂肪、ビタミンB1、B2、ビタミンE、亜鉛、カルシウムと多くの栄養素が含まれているので、身体のバランスを整えるのにとても良い食品です。熱や力の素になり、肌や髪の艶も良くなるので積極的に食べるようにしましょう。

ではご飯を美味しく食べるにはどんなお米を選んだらいいのでしょう。精米すると鮮度や食味が落ちてくるので、精米日が出来るだけ新しいものを選びましょう。「複数原料米」はいわゆるブレンド米ですので、品種や収穫年数の混ざったお米の可能性もあります。ブレンド米を購入する時は信頼のおける米屋で購入しましょう。米粒を見て、ひび割れたお米が多かったり、真っ白なお米の場合、乾燥が進み等級の低いお米の可能性があります。見た目もしっかりチェックして、美味しい新米を皆さんも召し上がって下さいね。

手刈りしました

生産者の皆さん

稲穂にいっぱい実っています

記者:岩松 美千子