No. 125 アーバンシステムの美味しいお米

2022/10/21 更新   環境通信のトピックス

 日毎に気温も下がり秋が深まってきましたね。秋と言えば食欲の秋、ご飯が美味しい季節です。アーバンシステムでは毎年、青森の契約農家にて農業活性化を願い、地球環境改善・社員の人材育成・食の有難さにも想いを重ね、お米作りの農作業をしています。今年も6月上旬に田植え、9月下旬に稲刈りが終了し、新米を収穫することが出来ました。収穫状況は、開花時期に長雨の影響により豊作とはなりませんでしたが、お米自体の美味しさは変わらず、まずまずの出来だそうです。


稲穂が黄金色に実りました
社員がこころを込めて丁寧に田植えと稲刈りの農作業を行いました。

【新たな産地のお米が仲間入り】
 これまでの青森のお米に加え、今年は新たに茨城県の農家とも提携して稲作を行いました。品種は「こしひかり」と「あきたこまち」。ツヤ、コシ、粘り、噛めば噛むほど甘みや旨みが出てくる美味しさが特長。旨みともっちり感が強く、味わい高いお米です。
 新たなお米の産地は茨城県西部に位置する坂東市の孫エ衛新田にあります。利根川など豊かな自然に恵まれるため農業も盛んで、夏ねぎや春レタスは全国1位の出荷量を誇る地域です。他には、白菜、さつまいも、トマト、猿島茶の栽培も盛んに行われています。平将門公のゆかりの地としても知られ各所に旧跡など点在しています。
 青森のお米は「つがるロマン」、茨城のお米は「こしひかり」と「あきたこまち」、収穫したお米は社員に配布や、ノベルティとして利用して、農業をより身近に感じ、福利厚生の一環や地域活性化、環境問題解決に一役かっています。田植えから稲刈りまで稲が育つ過程を見て育て、生きる事や食の有難みを感じる事が出来ます。お米の品種が増えたので食べ比べをするのも楽しみですね。


茨城産の「あきたこまち」と「こしひかり」どちらも美味しいお米です


【アーバンシステム米の「つがるロマン」が無くなる?!】
 これまで馴染みの深かった青森の「つがるロマン」ですが、来年より新品種が登場する為、農協や組合での買取りが終了してしまうそうです。それに伴い、スーパーや米屋などの小売店で見かけるのは何と今年が最後となってしまいました。無くなるのは寂しいのですが、どうして新品種が生まれるのでしょうか。お米の品種改良についてご紹介します。
 「つがるロマン」は1996年に青森の推奨品種に指定され、「こしひかり」の孫、「あきたこまち」の子にあたる品種で、青森県津軽地方を中心に作付けしていました。ところが高温の年に米に亀裂が入る胴割米が出来たり、稲が倒れやすいなどの欠点があり、そこでそれに代わる新品種として「はれわたり」の開発が進みました。
 地方独立行政法人青森県産業技術センター農林総合研究所が「おいしく、育てやすいお米」、「豊かに実って、病気や冷たさに強いお米」を目指し、13年もの年月をかけ、ひとめぼれやコシヒカリをルーツにもつ良食味の「青系169号」と多収穫で栽培特性に優れたコシヒカリをルーツにもつ「青系170号」の特性を合わせ誕生することが出来ました。


はれわたりとつがるロマンの比較

いもち病抵抗性 耐倒伏性 胴割粒発生割合 白米アミロース含有率
はれわたり 葉・強 穂・極強 やや強 9.8% 16.5%
つがるロマン 葉・やや強 穂・中 35.3% 18.1%

 「はれわたり」の胴割粒は明らかに少なくなりした。アミロース含有率が低い為、粘りが強くて柔らかく美味しいお米だそうです。耐冷性・耐病性など栽培特性にも優れているので推奨品種に選ばれ、今年は青森県限定販売され、来年(令和5年)より全国に本格デビューすることになりました。

 今後のアーバンシステム米が「つがるロマン」から「はれわたり」に変わるかまだわかりませんが、より良いお米に品種改良された「はれわたり」も楽しみですね。


津軽地方を中心に栽培され親しまれていた「つがるロマン」
2022年度「アーバンシステム米」のパッケージです
冷めても美味しくお弁当やおにぎりにピッタリです。


記者:アーバンシステム㈱ 岩松美千子