No. 127 年末年始のエコな話

2022/12/23 更新   環境通信のトピックス

 師走を迎え、皆様お忙しくされているかと思います。ちょっと手を止めてご覧頂ける年末年始のエコなプチお役立ち情報をまとめてみました。

■エコで優しい大掃除
・普段使用している家庭用洗剤の多くは化学物質や石油由来の合成洗剤です。泡立ちが良く汚れもきれいに落ちて使いやすいのですが、原料となる界面活性剤は分解されにくい性質のため、下水処理場で、ある程度の処理が施されても河川や海の環境に影響を与えると言われています。現在の洗剤は環境に配慮されているものも増えましたが100%分解されるわけではないようです。
そこで、おばあちゃんの知恵袋的な古くから伝わる掃除方法をご紹介します。

(重曹)
炭酸水素ナトリウムとも言われ、弱アルカリ性で汚れを浮き上がらせる性質があり、油汚れや焦げ汚れに効果的です。浴室の水垢、トイレの黄ばみ、排水溝のぬめり取りにも効果的です。粒子が柔らかく変形しやすいので、研磨の時に素材に傷もつきにくいです。

(お酢)
酸性なのでアルカリ性の汚れ(浴室の水垢、カビ)に効果的です。振りかけふき取るだけでも落とすことが出来ます。
また、消臭効果もあり、トイレの嫌な匂いや衣類についた汗の匂いを防ぎます。水と1対1で混ぜスプレー容器に入れてスプレーすれば除菌・抗菌スプレーとしても利用できます。

(りんごの芯)
美味しく食べて捨ててしまうりんごの芯ですが、実は油汚れに効果的。りんごの芯をそのままガスコンロの汚れたところにこすりこむときれいに汚れが落ちます。(ただしあまり頑固なものは落ちない場合があります)

(じゃがいもの皮)
じゃがいもの皮で水垢汚れが消える!
生のじゃがいもを剥いた皮で、実が付いている方の白い面を、鏡や蛇口についた水垢をこすっていくと見る見るうちに白い水垢が落ちて輝いてきます。


■年末年始のごみどうする?
大掃除をすると出る大量のごみ。でもゴミ収集日まで日にちがあって保管にどうしよう、、と困ってしまいますね。保管や再利用方法をご紹介します。

(生ゴミ)
まずは水分を切って少しでも雑菌の繁殖を防ぐために水気をしっかり取りましょう。水分を取るだけでも約20%は軽くなります。そして意外な方法としては冷凍してしまうのも有効的です。腐敗前に凍らせてしまえば匂いも防ぐことが出来ます。
コンポストを利用すれば堆肥として再利用することも出来ます。

(不燃ゴミ)
・プラスチックごみは出来るだけ細かくハサミで切るとかさが減り、ゴミがコンパクトになります。それだけでも溜め置き場スペースに余裕ができます。
・スーパーにある回収ボックスに投函する。生鮮品のトレー、乾電池、牛乳パックなど資源回収をしているスーパーに持って行きましょう。資源として再利用されます。

(再利用可能なもの)
・まだ着ることができる洋服や使用可能な品物は、リサイクルショップやフリーマーケットに出しましょう。ゴミとなってしまうかもしれなかったものが、次の方に大事にお使い頂ける宝物になるかもしれません。もったいない精神大事です。


■電気代が値引きに!
あらゆるものが値上げとなり消費者にとっては一番痛いところ。そんな中、生活に一番密接にかかわる電気料金が2023年1月より値引きの措置を行うと政府より発表がありました。
2023年2月~10月請求分(1月~9月使用分)の電気料金が対象となります。
値引き額は下記の通りで「燃料調整額」から値引きされます。
「低圧」1kwhあたり7円(9月分のみ3.5円)
「高圧」1kwhあたり3.5円(9月分のみ1.8円)
この電気代支援は電気を使用している全ての家庭や法人が対象となり、政府の想定として400kwhを使用している一般家庭が2,800円の電気代値引きになるとされています。

年末年始は家族が集まりゆっくり過ごすご家庭も多いのではないでしょうか。一時的に電気代は値引きになりますが、この機会に家族で話し合い、節電対策をするのも良いですね。

(手軽に出来る節電事例)
・エアコンのフィルター掃除をする。0.6~1.9%の節電
・人がいない部屋の不要な照明を消す。1.5~2.3%の節電
・照明の明るさの照度を下げる。2.5~3.9%の節電
・冷蔵庫の温度調整を弱くし扉の開閉を減らす。1.2~1.8%の節電
・テレビ、パソコンなどの主電源を切り待機電力を抑える。0.5~0.8%の節電


(参照:資源エネルギー庁 https://denkigas-gekihenkanwa.go.jp/

記者:アーバンシステム㈱ 岩松美千子