No. 134 デコ活始める?!

2023/08/31 更新   環境通信のトピックス


近年「就活」「婚活」「朝活」「推し活」…など様々な〇〇活という言葉が溢れていますね。そんな中、先日環境省より「デコ活」というネーミングが発表されました。デコって聞くと直感的にデコレーションという言葉をイメージしがちですが、デコ活は、二酸化炭素(CO2)を減らす(DE)脱炭素(Decarbonization)と、環境に良いエコ(Eco)を含む”デコ”と活動・生活を組み合わせ、「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」のことを言います。


この活動の背景としては、脱炭素の実現に向け、2030年には家庭66%、運輸35%、非エネ14%、業務51%削減など、暮らし、ライフスタイルの分野でも大幅な削減が求められています。しかし消費者行動として具体的に結びついているとはまだ言えない状況であるのが現状です。2022年3月の生活者の脱炭素意識&アクション調査では、「脱炭素」という言葉と知っている人は90.8%、行動に移している人は33.1%との結果で、中でも、脱炭素について「よくわからい」「意識・貢献できる瞬間がない」と答えた10~20代の若年層の割合が約6割にも及びました。

今から約10年後の“生活がより豊かに、より自分らしく快適・健康”でそして2030年の温室効果ガス削減目標も同時に達成し、新しい暮らしを提案する為に生まれたのが、この「デコ活」です。


デコ活アクションの取組みについては
①まずはここから“デ・コ・カ・ツ”にちなみこの4つに分類し
②“ひとりでにCO2が下がる”3アクション
③“みんなで実践”する6アクション
合計13のアクションがあります。



例えば、
①まずはここから→住→デ→「電気も省エネ 断熱住宅」
(電気代をおさえる断熱省エネ住宅に住む)
・最大200万円の補助金で断熱窓にリフォームする「先進的窓リノベ事業」
https://window-renovation.env.go.jp/
・断熱省エネ住宅に関する助成、補助として
「環境省戸建ZEH」令和5年 環境省によるZEH補助金https://sii.or.jp/moe_zeh05/
既存住宅における断熱リフォーム支援事業https://www.heco-hojo.jp/danref/index.html
こどもエコすまい支援事業https://kodomo-ecosumai.mlit.go.jp/
住宅・建築物省エネ改修推進事業
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/shienjigyo_r5-13.html

②まずはここから→住→コ→「こだわる楽しさ エコグッズ」
(LED・省エネ家電などを選ぶ)
・電灯のLED化で電気代が年間約2,700円お得に
・省エネ家電への買換えで電気代が年間約18,800円お得に
・省エネ家電促進補助金制度実施

③まずはここから→食→カ→「感謝の心 食べ残しゼロ」
(食品の食べ切り、食材の使い切り)
・食品ロス削減で食費が年間8,900円節約に

④まずはここから→職→ツ→「つながるオフィス テレワーク」
(どこでもつながればそこが仕事場に)
・毎日のテレワークでガソリン代が年間約61,000円削減
・年間約275時間に及ぶ通勤時間を趣味や家族団らんの時間に
・テレワークに関する助成金や補助金の利用

⑤ひとりでにCO2が下がる→住→「節水できる機器、高効率の給湯器を選ぶ」
・要件を満たす給湯器設置で15万円または5万円を補助
https://kyutou-shoene.meti.go.jp/
・節水型シャワーヘッド、アダプタ(キッチン)、洗濯機、トイレの導入で水道・ガス代が年間約15,600円お得に

⑥ひとりでにCO2が下がる→移→「環境にやさしい次世代自動車を選ぶ」
・補助金や優遇税制の活用で、最大195万円お得に
https://www.cev-pc.or.jp/#no01
・維持費が年間約75,000円お得に

⑦ひとりでにCO2が下がる→住→「太陽光発電など、再生可能エネルギーを取り入れる」
・災害時にも電気が使える→初期費用ゼロ型太陽光発電等の再生可能エネルギー設備全国導入加速化支援(民間企業等による再エネ主力化・レジリエンス強化促進事業)
「0円ソーラー」なら初期費用なしで太陽光発電を設置できる
https://ondankataisaku.env.go.jp/re-start/howto/01/

⑧みんなで実践→衣→「クールビズ・ウォームビズ、サステナブルファッションに取り組む」
・着なくなった服をリサイクルボックスに持ち込んでポイント還元などお得に
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/greenlifepoint/
・良い服を長く大切に使うことで心を豊かにして節約も実現
https://www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion/

⑨みんなで実践→住→「ごみはできるだけ減らし、資源としてきちんと分別・再利用する」
・有料ごみ袋代の使用量削減、マイボトル活用による飲み物代節約で年間約3,800円お得に
・スーパーで買い物ついでにペットボトル等を返却するとポイントがもらえる
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/greenlifepoint/

⑩みんなで実践→食→「地元産の旬の食材を積極的に選ぶ」
・地産・旬産の食材を買うとポイント還元
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/greenlifepoint/
・新鮮で安心な食材で健康的な食生活をしながら地域にも貢献
https://www.env.go.jp/content/900442196.pdf

⑪みんなで実践→移→「できるだけ公共交通・自転車・徒歩で移動する」
・近距離通勤を自転車や徒歩に切り替えることでガソリン代が年間約11,800円お得に
・公共交通機関の利用など、エコな移動でポイント還元
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/greenlifepoint/
・通勤手段の見直しで健康に

⑫みんなで実践→買→「はかり売りを利用するなど、好きなものを必要な分だけ買う」
・量り売り用機器等に対する最大100万円の導入補助
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/07/19/09.html
・量り売りやマイカップ・マイボトルの利用でポイント還元

⑬みんなで実践→住→「宅配便は一度で受け取る」
・配達日時の指定、宅配ボックスや宅配ロッカー等の活用で、自分時間の充実



環境省では愛称を国民から公募し8,200件の中から“デコ活”に決定しました。SNSで取組みを「#デコ活」と付けて発信して広めたり、個人や企業で宣言してもらうなど行動の後押しをしています。


デコ活は10年後の近い未来への目標としての取組みですが、環境に配慮した行動はこれからもそのあともずっと続けていかなくてはならない活動だと思います。最近の異常気象など更に引き起こさないためにも、地球温暖化防止につながる行動は生きていく上で必須となるのではないでしょうか。
皆さんも気軽に出来るところから“デコ活”しましょう!


(参照:環境省デコ活https://ondankataisaku.env.go.jp/decokatsu/ )

記者:アーバンシステム㈱ 岩松