こんにちは!広報部の岩本です!!
今回は埼玉県熊谷市の籠原にあるナスラックの工場見学に行って参りました。
突然ですが皆さんはナスラックというメーカーはご存知ですか??
ナスラック株式会社は名古屋市中央区に本社を構えており
「システムキッチン」「洗面化粧台」「建具」「内装建材」などを取り扱っている住宅設備メーカーです。
1960年にナス・ステンレス製作所として創業を始め
現在は東建コーポレーションのグループに入り、ナスラック株式会社と名前が変わりました。
豆知識としてナスラックの【ナス】はNippon-yakin Austenite Stainless steelの頭文字からきています。
さて、本題の工場見学ですがまず・・・
東建の方々や工場の方々の対応がとても素晴らしい!!!
しっかりとした挨拶があり、目を見て丁寧に話してくれる。
他社でも良い働きしているところはこの2点は徹底しているので
すぐに良い工場見学になると私は思いました。
籠原にある深谷工場では主に「シェルルシリーズ」の鉄骨部材や基礎を支える鋼管杭の製造をしています。
工場内はコンピューターシステムによってオートメーション化がなされており
その他にもカチオン電着塗装という特殊な塗装が出来る設備も導入されていました。
この最新鋭の設備で「シェルルシリーズ」の命の部品が出来ているのですね!
さっきからシャルルシリーズって言葉が出ているけどそもそもそれは何?って。
おっと、失礼。
シェルルシリーズは強く、美しく、長く住み続けられる高耐震鉄骨造アパートです!
以上!!!
それだけじゃ、わからない?
はい。それでは説明致しましょう!!
①耐震性
「耐震等級3相当」の優れた耐震構造
耐震等級3とは災害時に救護活動の拠点になる建物です。(赤十字病院など)
ちなみに耐震等級2は災害時に避難場所に指定される建物です。(学校、警察署など)
災害時に救護活動の拠点とされては困りますが・・・
言いたいことは避難指定されている学校や警察署などより安全ということです!
②耐久性
カチオン電着塗装による錆に強い構造部分
なんと耐用年数は65年!!(国土交通省の大臣認定)
大学卒業してすぐに家を建てたとして耐用年数切れの時には87歳。
男性の現在の平均寿命83歳。女性87歳。
男性お亡くなりになってますやん・・・
それほどの高耐久性を持っています。(白目)
③独自開発
自由な室内設計ができるアウトウォール工法
お部屋の角がポッコリ出てたり天井の一部がポッコリ出てたりしてるの見たことありません?
柱や梁と呼ばれる部分ですね。それがこのアウトウォール工法であれば無くなります!
無くなったからどうなのって思うかもしれないが家具の配置がしやすいでしょ!!
ベッドを角に置きたいのにぽっこりのせいでーってイライラが無くなります。ほら凄いでしょ。
って冗談はさておき、まじめに話せば将来の可能性が大幅に広がります。
柱や梁があると間取り変更をするリノベーション工事が出来ない可能性が高くなります。
その他に壁面にあるキッチンをカウンター式や独立式にする際に給排水の取り回しが難しくなり業者によってはやってくれなかったり、高額になる可能性もあります。
この工法によってライフスタイルに合わせたリノベーション行える建物にしておくことは将来的なことを考えれば重要なことだと言えます!
シェルルシリーズについてお分かりになりましたか?
さて、工場見学に戻りますよ!
主に見学させていただいたのはシェルルシリーズの要の耐震性を実現しているフレームでした。
耐震フレームと制震フレームがあり制震フレームには衝撃エネルギーなどを吸収する高分子ゴムが組み込まれたフレームになっていました。
マシンでのオートメーション化は画期的でフレームを組むまでの時間は10分。
これが人力であれば90分掛かる作業だとお聞きしました。
まさに働き方改革!
その他に溶接などの作業もマシンが行っており、かなりの時短が出来ているのが目でわかりました。
約1時間で工場を回り前半で書いた内容などを聞きながら見学は終了。
道中にいた社員の皆さんは必ずこちらを向き挨拶をしてくれたので気持ちの良い工場見学でした。
最後に
建て替えやリノベーション物件が増えている時代が既に来ています。
このように気持ち良い対応をしてくれるメーカーの方々の力になれるように
私たちも頑張らなければと思える、実のある見学会だったので良かったです。
【参加社員の一言感想】
・豊泉課長
主要建材の製造をオートメーション化することでイレギュラーが出ないようになっていることに感心しました。
これもひとつのAIの形だと実感しました。
・阿藤さん
建築工程のフレーム生産工程から学ぶことが出来たので、大変勉強になりました。
耐震評価3という高い性能理由がよく分かり、杭やフレーム耐震性能も理解できたので良かったです。
・中村(静)さん
耐震や遮音性能、断熱性能について身をもって体験・実感が出来ました。
この経験を踏まえ、お客様にこれまで以上に詳しく丁寧に説明をしていきます。
・横山さん
工場見学で普段お客様の案内をしているお部屋がどのような仕組みで作られているか理解出来ました。
この貴重な経験を活かし、今後はより丁寧な説明をしていければと思いました。
また、このような機会があれば是非参加したいと思います。
本日はありがとうございました。
【工場見学の様子】